生活感を抑えた大理石調床の白い家
規模 | 145.69(44.08坪)※増築、渡り廊下含む |
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構造 | 木造(プレウォール工法) |
「白くて、明るくて、広々とした生活感の無いLDKに憧れています!」
それがお客様からのご要望でした。
生活感をなるべく消すために、素材選定、機器選択、間取りにおいて工夫を施しました。
素材選定はお客様から「LDKは大理石調の床が良い」というご要望のもと弊社で調査し、DAIKENのハピアフロア石目柄(鏡面仕上げ)を提案しました。
床に合わせた少し凹凸のついた質感のあるクロスや、テレビ台の裏にボーダータイルを貼り、白を基調とした高級感のある素材を選定しました。
機器選定は、お客様とショールームをいくつか回りTOTOの奥行970mmのフラット対面型を選定しました。
通常のキッチンよりも奥行が深く、キッチンを取り囲みながら家族団らんや友人たちとのパーティーができるようになっています。
シンクと天板が人工大理石で一体成型されているものを選んだところにも、生活感を消すというお客様のこだわりが感じられます。
間取りにおいては、収納の充実とそれらを活かすコンパクトな家事動線を設けることで、生活雑貨をすぐに片付けられるように配慮しました。
キッチンの後ろに洗面脱衣室やサンルームがまとまっており、すぐそばにファミリークロークがあり、着替えから洗濯、片付けまでがとてもスムーズにできます。
さらにファミリークロークは玄関まで通り抜けることができるため、出掛ける準備や帰宅後に制服を掛けたり、部屋着に着替えたりするのもとても容易です。
またLDKと吹抜けでつながる2階にはセカンドリビングがあります。
子供が小さいうちは遊び場として利用し、将来家族が増えた時は一部を間仕切りして部屋を増やすことができます。
セカンドリビングには造作のカウンターがあり、勉強やパソコン作業等に利用できます。
吹抜けは1階のLDKに開放感とたっぷりの自然光を与えてくれる他、2階のセカンドリビングに借景として近隣の緑をとり込むように配慮しました。
お客様のご要望に応えた上で、生活のしやすさや暮らしが豊かになる細かな配慮を付け加えていくことで、理想の一歩先の住まいをご提案できたかと思います。
白いキャンバスのような住まいに、生活感を消した理想の生活をどう描いていくのか、弊社スタッフも楽しみにしています。