おしゃれな吹抜けで小さな家でも広々暮らせる家
規模 | 109.09㎡(33.0坪) |
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構造 | 木造 |
<設計のポイント>
40坪の敷地に対して、前面道路側に駐車スペースを確保した上で建てられる目一杯の規模で計画した若い夫婦のための3LDKの住宅です。
隣地の建物との距離が近く、33坪の小さな規模で、狭さを感じることなく快適に暮らすために、住まいの中心に4.5帖の吹抜けを設けています。
吹抜け上部の窓は隣地の屋根よりも高い位置にあり、南側の光が1階のLDKにも届き、また1階から見上げれば空が見え、開放感を感じられます。
主寝室には吹抜けに対して窓を設け、1階と2階でコミュニケーションを取れ、家族を近く感じられる安心感のある住まいとなっています。
食品庫や階段下収納、屋外のタイヤ置場、納戸を兼ねたウォークインクローゼット等、必要なところに適切な規模の収納を設け、片付けがしやすいよう配慮しています。
構造はプレウォール構造を採用し、繰り返しの地震に強い、高い耐震性能を確保しました。
断熱材はフェノールフォーム、サッシは樹脂製でLow-E複層ガラスを製品を採用し、UA値0.52、C値0.4の高気密高断熱で、また屋根には6.1KW分の太陽光発電パネルを搭載しており、高い省エネ性能を確保しています。
夏はエアコン、冬はヒートポンプ式床暖房で、吹抜け上部のシーリングファンで空気を回すことで、快適な温熱環境を実現しています。
開放感と家族のつながりを生む吹抜け、適材適所に配置した収納、高い耐震性能と省エネ性能で、小さな家でも快適に、広々と暮らせる工夫が盛り込まれた住まいとなっています。