町並みに配慮した佇まいの家
規模 | 142.49㎡(43.0坪) |
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構造 | 木造 |
<設計のポイント>
能登方面にある古い町並みの中で建てた新築の住宅。
古くからの町並みに配慮し、屋根の向きや外壁ラインを近隣と揃え、外部仕上げの色彩は町中でよく見かける落ち着いた色にすることで、新築住宅ながら町並みに馴染む佇まいとなるようにしました。
内部は、住み心地や利便性、愛着の持てる住まいとなるように随所に工夫をこらしました。
玄関は大容量収納ができるシューズクロークを設け、整理整頓のしやすいよう配慮しました。
玄関の正面にはタイル張りの飾り棚があり、入居後すぐに好きなキャラクターの人形で可愛く飾り付けられていました。
住まい手が愛着の持てる場所を設けることで、新居に住むことが何倍も楽しいものになります。
リビングはダイニングキッチンと間仕切りを設けることで、普段使い以外に来客を招く客間としても利用できます。
ダイニングキッチンは対面型とし、家族の様子やテレビを見ながら料理ができます。
またダイニングテーブルのそばに作業台を設け、勉強やパソコン作業ができるようにしました。
和室は、玄関からもダイニングキッチンからも行き来ができるようにしました。
お客さんの動線とお茶出し等のおもてなしの動線が交差せず、スムーズに来客対応ができます。
サンルームや洗面脱衣室はダイニングキッチンから出入りできる位置にし、家事動線をコンパクトにまとめました。
2階は子供部屋2室、主寝室、納戸、トイレ、物干し用のベランダのプライベート空間を配置しています。
各部屋の採光や、下階の仏壇を踏まないようにすること等を配慮しました。
また子供部屋には、造作の作業台を設けてあります。
近隣の町並みに合わせた外観と、機能や愛着等に配慮した内部空間で、住み心地の良い住まいになるように創意工夫をこらしました。