昭和初期に建てられた思い出の詰まった古民家をリフォームしました。

既存の立派な柱や梁をはじめ、建具もとても綺麗に残されていたので、できるだけそれらを活かしたデザインとしています。

アイデア①「オエ」の空間を明るく心地よい空間に！

窓が少なく、広くて薄暗い空間だった「オエ」の上部に採光窓を取り付けることで明るく心地よい空間に生まれ変わりました。

採光窓には間接照明を仕込み自然光にプラスして明るく、夜には落ち着きのあるゆったりとした雰囲気を楽しめます。

アイデア②家事が楽になる仕掛け

サンルームの造作収納は、脱衣室の収納棚と繋がっていて、

サンルームで洗濯物をたたんで収納し、そのまま脱衣室からタオルや着替えを取り出すことができます。

逆に脱衣室で脱いだものは脱衣室内からそのまま洗濯場に渡せるおもしろい仕掛けの収納棚です！

アイデア③十分な収納計画

玄関横にシューズクローク、サンルーム・脱衣室近くにファミリークローク、キッチン横にパントリーとゴミ箱置きスペース等、

生活様式に合わせて収納を計画することで使いやすく片付けも楽な上に生活感の少ない住空間になります。

たくさん打合せを重ね、図面だけでは分かりにくい部分も３Dパースを用いてお客様とイメージを共有しました。

リフォーム工事は解体してみると想定外のことも起こります。「立派な梁があった！これはみせたい！」寝室の梁は解体後に分かったものです。

打合せから完成までひとつのチームとなって全員でつくり上げたものがいざ完成すると胸がいっぱいになります。

完成後も定期的に点検にお伺いするので、完成後も長いお付き合いになります。

住んでみてから気づいた点や不具合などがありましたらお気軽にご相談下さい。

リフォームならではの良さが詰まった住まいでこれからの暮らしを楽しんでいただきたいです。